こんにちは!今回は専門学校在学中に独学でネットワークスペシャリスト試験(ネスペ)に合格したので、使用した参考書や勉強方法について解説していこうと思います。

【目次】

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ネットワークスペシャリストの難易度

IPA公式:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html

ネットワークスペシャリスト試験(ネスペ)は、情報処理技術者試験(Lv1~Lv4)のうち最高のレベル4に該当する高度区分試験です。

平均的な合格率は、受験者比で14%、応募者比で9%程です。
受験者のボリューム層が30代であることからも、難易度の高い試験であることが伺えると思います。

しかし、他の高度区分試験の様な論述式試験が存在しないため、レベル4試験の中では取得しやすい方であると言えるかもしれません。(記述での解答は求められます)

また、よく比較される試験としてCCNPがありますが、個人的にはネットワークスペシャリストよりもCCNPの方が難しいと思います。
ネットワークスペシャリストが思考力を問われる試験だとしたら、CCNPは細かい知識が求められる試験だと感じています。(現在勉強中)

しかし、ベンダー試験は問題がそのまま出回っていることも多く、ただ単に合格するだけであればCCNPの方が全然簡単そうですね。

勉強時間と合格点について

僕の費やした勉強時間と合格点についてです。
勉強計画を立てる際の目安にしていただければと思います。

以下は僕が受験した際の前提スペックです。

  • 応用情報, CCENT 取得済み
  • 午前Ⅰ免除

勉強時間

以下は記録しておいた勉強時間です。

5月からぼちぼち参考書を読み始め、本格的な演習に入ったのは9月位です。
トータルで約280時間勉強しています。

実務経験者の方や記述が得意な方は数十時間で合格することもあるみたいなので一概には言えませんが、参考にしてみてください。

合格点

以下は僕が受験した際の点数です。(2019年10月実施)

基準点が60点なので、そこそこ余裕をもって合格できていました!

ギリギリを攻めるなら、もう少し勉強時間を減らしても良かったかもしれません。
しかし、どうせ資格を取るなら身になる方が良いと思うので、じっくり勉強することをおすすめします。

使用した参考書

購入した参考書と使用方法について解説していきます。
貧乏な学生なので4冊しか購入していませんが、充分だと思います。

こちらの参考書は試験範囲の技術概要を掴むために、問題演習に取り掛かる前に流し読みしました。辞書としても使えるので、似たような参考書は一冊持っておくと良いと思います。

こちらはネスペの参考書ではかなり有名な左門先生の著書です。
ネットワークの基礎的な知識の解説はもちろん、考え方や仕組みの解説に重きを置いてくれているので、午後試験を戦う地力が身につきます。

僕はこの参考書の第1版を利用していたのですが、上記は最近出版された第2版です。第2版も機会があれば読んでみたいなと思っています。個人的にかなり良書でした。

こちらもかなり良書で、午後問題対策に重宝しました。
まずは1週ノートにまとめながら問題を解いていき、その後は辞書のように使用していました。

他の参考書に比べて、かなり詳細に各技術の解説をしてくれているので、学習は大変ですが本当に力になります。
現時点(2020/04/01)では2020年版がまだ出版されていないようです。

こちらは最後の追い込み、通学中の学習で使用しました。
ネスペでは数10ページにも及ぶ問題分から必要な部分のみを抜き出し回答する能力が求められますが、この参考書は問題分を要約することで必要な部分を見つけやすくしてくれています。

解答の根拠もしっかり提示してくれるため、短時間で効率の良い勉強が可能です。

使用した参考書は以上ですが、この他には過去問題を8年分程解いています。
また、左門先生のネスペシリーズは毎年詳細な解説本が出ているため、お金に余裕のある方は買ってみると良いかもしれません。

勉強方法について

僕が行った勉強方法について解説していきます。

  1. 参考書(1冊目)を理解しながら読む(覚えなくていいので、仕組みを理解する)
  2. ネスペ教科書(2冊目)を読み、ノートにまとめる
  3. 重点対策(3冊目)をノートにまとめながら解く
  4. 過去問を解き、間違えた問題に関連する技術を重点対策(3冊目)を用いて復習
  5. 各技術ごとに重要な単語等を覚える。
  6. 速攻サプリ(4冊目)と過去問を繰り返す

ネットワークに関する多少の知識(CCENT・CCNAレベル)があれば午前Ⅱの対策は軽くでいいと思います。

過去問や問題集で演習する際のポイントとしては、”知らなきゃ解けない問題なのか、考えれば解けた問題なのかを見極めて見直しをする“ことです。
実際、ネスペは技術の概要さえ掴めれば、考えて解ける問題が多いです。

考え方を身に付けるためには、分からない問題も自分なりの理論を組み立て、必ず自分なりの根拠を持って解答することを意識すると良いと思います。

詳細な理解が必要な技術

合格するためには思考力が大事という話はしましたが、詳細な理解を求められる問題(技術)も勿論あります。(例: TCP/IP, IPsec, SSL/TLS, VoIP, DNS, DHCP, SMTP, IEEE802.1X, OSPF…)

上記はほんの一部ですが、過去問に何度も出題されている技術に関しては細かい動作まで確認しておいたほうが良いでしょう。知っている前提で話が進みます。
逆に、SDNやMPLS, VDI接続~など比較的新しかったり、応用的な内容については問題文で簡単な説明があります。(SDN は何回も出題されているので、そろそろもう少し踏み込んだ内容になるかも?)

また、近年はセキュリティに関する出題がかなり増えているので、対策は必須です。情報処理安全確保支援士の参考書等も役に立つかもしれません。

覚えるところは覚える、考えるところはとことん考える。メリハリが大事だと思います!

当日の雰囲気

当日は高度試験のみが開催される試験センターでしたので、受験者の年齢層が高く緊張したのを覚えています。

午後問題は時間いっぱいまで解きました。午後Ⅱで大嫌いな電話システムと未対策のセキュリティが出題され絶望でしたが、電話システムの方を選択して何とか合格できました!

おわりに

簡単ですが、勉強方法を中心に解説してみました。

4時間以上にも及ぶ試験で思考力が求められるため、勉強中は頭から湯気が出そうですが、この先もネットワークを勉強するうえで大事な考え方が身に付いた気がします!

資格を取得したことで、学校や就職先は勿論色んなエンジニアの方からも目をかけて貰えるようになりました。
ネットワークだけでなく、エンジニアとしてのポテンシャルを証明するうえでも有用な資格だと思います!

これからネスペを受ける方の後押しと支援ができていれば幸いです。

最後までありがとうございました!